Shigeki Fujishiro

デザイナーの藤城成貴は400年に渡る有田焼の歴史を探求し、赤い色の優位性を発見しました。有田では上絵付けのことを赤絵と呼び、昔から特別な色として使われてきましたが、彼はこの赤に着目し、その色を中心にしたデザイン開発を行いました。直線で構成された形状は、機能性を強調し、東洋、そして西洋の食卓のいずれにも調和する用途を持った、日常の道具となるシリーズです。


1974 年東京生まれ。大学で経済学部を学んだ後、桑沢デザイン研究所でデザインを学ぶ。1998 年より家具メーカーでIDEE に入社し、定番商品及び特注家具のデザインを担当。2005 年に退社し、自身のスタジオshigeki fujishiro design を設立。インテリアプロダクト、家具、展示インスタレーションなど幅広く活動する。株式会社サイトーウッドのディレクションを手がけるなど、ブランドのディレクションも行う。HAY、エルメスやアディダスとのコラボレーションなども行い、国際的な注目を集めている。アイデアや機能を伝えるためのシンプルでスマート、普遍性を持ったデザインを手がけている。

shigekifujishiro.com/

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